半年先のお客様、1年先の売上のためにやっている

令和に入ってからこっちコロナ禍は言うに如かず、猛暑や大雨など災害続きとなっています。その影響もあってか家電業界全体では有難いことに好況と言われています。

 

 

こうした時って忙しくなる分、逆に安心して疎かになってしまいがちなのがお店や自分を知って頂く情報発信。チェーンでもこうしたいう時ほど集客活動の重要性が高まることを訴えています。

 

関係が長続きするお客様は「検討している」

こうした好況時には比較的無理をしなくてもご新規様から買い替えなどの引き合いも増えやすい傾向にあります。ですが早速商品をお求めに来られたお客様は、その後の関係が意外と長続きしにくいというのもよくある事実。

特定の商品を求めて来られたお客様は、どこのお店でもいい・それなりにちゃんと納品してくれるお店ならば、と「(あなたが経営する)街の電器屋と継続的に付き合うメリット」に目的を置かれていない場合って意外と多く、ここでお店側の(お客様への)期待とズレが起こりやすいのです。

 

逆に商品キッカケではなく、修理や小さな手間を頼まれて来られるお客様はなかなか売上になりにくく焦れることもありますが、その分こちらを見極めようとしているとも言え、根気よく付き合って行けば長いお付き合いになり易くもあります。

 

お困りごとチラシ等からの引き合いは特にそうで、ここでの活動が半年先のお客様、1年先の売上につながっていると考えるくらいでちょうど良かったりします。

 

好況は大変有難いことですが、その反動は必ずやってきます。ましてやコロナ禍、オリンピックなどこの大きな動きの後が波風立たずに行くはずが無いと備えるに越したことはありませんからね。

 

お客様との関係もその先の売上も1日にしてならず。

 

半年先、1年先のお店の姿は今の取り組みに掛かっていますよ。

このブログを書いた人

メオマサユキ

(株)アトムチェーン本部 店舗運営部長。「アトムのメオマサさん」で長く公式アメブロ「町の電器屋さんの小さな販促実践委員会」を担当。㈱アトムチェーン本部入社後、経理、法務、 加盟店相談、店舗開発、物流部長を経て、2023年3月より現職。