【人気記事】お客様とつながる簡単ハガキ管理術

先日、家族が通院する歯医者さんから予約日の来院を促すハガキが投函されていました。こういうことはつい忘れがちになるので有難いですね。街の電器屋さんでもご購入後のお礼かねがね商品の様子を伺う「サンキューレター」を出しておられるお店も多いと思います。特に電器店のような買換えサイクルが長い商品を扱う商売にとって、ハガキはその後メーカー保証や延長保証期限切れ前など、折を見てお客様を気遣うことの出来る優秀な販促ツールと云えます。

 

ご購入後のお礼ハガキは納品後の流れで実践されているお店も多いようですが、保証期限切れ前はどうでしょうか?管理の面倒さや、管理ソフトを入れる費用、手間などを考え、二の足を踏まれている方も多いのではないかと思います。

 

でもソフト代などかけなくても、たった330円でその管理が出来る方法があるのです。

 

これはカンタン!メーカー保証期限切れ前を一斉にお知らせする方法

方法はたった4ステップとシンプルなものです。

 

①ハガキを2通作成しましょう

まず、商品をご購入していただいたら納品後に「お礼ハガキ」と「メーカー1年保証切れ前のお知らせハガキ」。これを2枚とも宛名書きまでして、作成を済ませてしまいます。

 

②「お礼ハガキ」を投函する

 

一通目のハガキは「お礼ハガキ」ですから、こちらは作成が済み次第そのまますぐ投函し、お客様にお送りします。目安としてはご購入後3、4日くらいで届くと良いでしょうか。そうすると残った1年保証切れ前のハガキはどうするのか、という感じですが・・・。

 

③「期限前ハガキ」は一旦、保管
どう保管するか。ここで330円が関係してきます。あらかじめ、写真のような小さな引出しのついた小物入れを用意します。

 

 

これは100円ショップ等で手に入るので3つ買うと100円×3×税で330円です。これに作成し終えた「保証期限前のお知らせハガキ」を、ご購入月の引き出し(例えば3月に買って頂いたとすると3の引出し)に入れておきます。

 

ここまで来るともうお分かりですね。

 

④(1年経ったら)「期限前ハガキ」を投函

 

1年後のその月初めには、引き出しに1年前に入れた「お知らせハガキ」が束になって入っていますね。この束をそのまま投函すればいいのです。たったこれだけ。簡単、かつ間違いも少なそうです。

 

お店から「メーカー保証期限が切れるからチェックしてね」とハガキが来れば、大抵のお客様は「ありがとう」と思って下さいます。分かっていてやり切れないのは、管理と聞くと「費用が無くて」「ソフトを覚えるのが大変で」と面倒そうなイメージが先に立ってしまうからですが、工夫次第でいくらでもやる方法はありますよね。

 

今、出来てないな、という方がありましたら、是非真似てみて下さい。いいな、と思ったことをまず真似てみる。そこから自店のお客様が喜ぶやり方を作って行けばいいのですから。

このブログを書いた人

メオマサユキ

(株)アトムチェーン本部 店舗運営部長。「アトムのメオマサさん」で長く公式アメブロ「町の電器屋さんの小さな販促実践委員会」を担当。㈱アトムチェーン本部入社後、経理、法務、 加盟店相談、店舗開発、物流部長を経て、2023年3月より現職。