既成のものにひと手間かける。この感覚が大切ですね。

同僚の本部スタッフから預かって来たと、とあるメンバー店さんのチラシのサンプルを頂きました。

 

 

ん?これはどういう風に使うのかな?

あー、なるほど。

程なくして分かりました。こういうことですね!折って入れるの楽しいなぁ。

 

 

これはチェーン既成の「お店カタログ(お店の取扱説明書のようなもの)」に自店紹介をプラスされるアトム電器栃木駅前店さんのアイデア。これはいいなぁ、と思いました。

 

既成のものがあればひと手間加えると、やがてお店の魅力になる

動画のような自店情報を挟まず、この既成のカタログを届けるだけでも見て頂ければ、お店の利用法なは充分分かっていただける作りになっています。だからそのままお届けしても大丈夫なんです。だけどこうやってひと手間加えると、そのひと手間が微笑ましかったり、アイデアに感心して頂けたりという「感情と共に見ること」が案外記憶に残るんです。手間は手間なんですけど、その手間を見てお店の魅力を感じ取っていただければ、苦じゃなくなりますよね。

 

思えば町の電器屋さんが扱う商品自体がメーカーで生産された既製品ばかり。そこに手間を加えることで地域店は存在感を保ってきました。

 

上記のように自店紹介を足したり、或いは足を運んで目の前で説明させて頂いたり、方法は色々あります。既成のものがあれば何か1つ手間を掛けて個性で包む。この感覚を感じ取って下さる方が町の電器屋のお客様になってもらい易いのかも知れませんね。

このブログを書いた人

メオマサユキ

(株)アトムチェーン本部 店舗運営部長。「アトムのメオマサさん」で長く公式アメブロ「町の電器屋さんの小さな販促実践委員会」を担当。㈱アトムチェーン本部入社後、経理、法務、 加盟店相談、店舗開発、物流部長を経て、2023年3月より現職。