「お店のトリセツ」を作りましたが、どう使えばいいですか?

「商品の品揃えや価格の前に、当店の特長とご利用方法を知って欲しい」

 

家電量販店さんなどと比べてお客様との関係が密なまちのでんきやさんにとって、これは結構重要な問題だったりします。お店とお客様とのつながりが濃さの分だけ商品にサービスが付随していますから、お店への頼り方、ご利用方法が伝わっていないとお互いにストレスに成り易いからです。そういったわけでアトムチェーンにも「お店の取扱説明書」的なDMが存在します。(※作成する・しない、は各店舗さんのご判断に委ねています。あしからず。)

 

 

ご発注されている電器店さんの中にも、ご利用方法を既に決めているお店さん、取りあえず先に注文して使い方は後から考えよう、というお店さん、様々です。(迷うくらいなら行動した方が良いので、注文して後で考える姿勢もアリと思います)

 

どのように使うかも基本、各お店様任せですが、お客様にとって分かりやすい使われ方、というのはあります。

 

「お店のトリセツ」を作りましたが、どう使えばいいですか?

これはまさに自店の取扱説明書なので、お渡しするタイミングは商品のトリセツと同じように考えると良いですね。つまり不特定多数の人に撒いたりしない。商品を買っても居ない人にトリセツだけ渡しても意味ないですよね?それと同じことです。

 

何かお困りごとを解決した時、チラシやwebサイト、ブログなどから興味を持たれてお問合せ頂いた時など、お客様側からご利用頂けたり、ご訪問の機会を頂いた時にお渡しできると良いですし、お客様からお客様にご紹介頂ける時に託すのもいいですね。

 

これはチェーン共通の書式ですけど、出来ればスタッフ紹介などを挟み込めると良いです。お店のトリセツに対する“商品”はそこにいる人そのものですから。お店独自にニュースレターやブログをされている人は、そちらの案内を付けるのも良いですね。

 

基本的にこれは、お店に興味を持って頂いている方に、「こんなお店です。良かったらどうですか?」と招き入れるためのもの。お困りごとチラシやブログ等で緩やかな関係をつくれた方々と、もう一歩踏み込んだお付き合いをするために使えるといいですね。

このブログを書いた人

メオマサユキ

(株)アトムチェーン本部 店舗運営部長。「アトムのメオマサさん」で長く公式アメブロ「町の電器屋さんの小さな販促実践委員会」を担当。㈱アトムチェーン本部入社後、経理、法務、 加盟店相談、店舗開発、物流部長を経て、2023年3月より現職。